牟礼・庵治の見どころ

映画ロケ地巡り

2004年に公開された「世界の中心で愛を叫ぶ」は、観客動員数620万人を記録し、この年の実写映画No.1として、“セカチュー”ブームを巻き起こしました。その主人公、朔太郎が回想する故郷のロケ地となったのが庵治の海と街並み。瀬戸内海の澄んだ海が登場人物の心象風景と重なり、数々の名場面を生みました。今回はロケ地の中でも、特におすすめのスポットをご紹介。その場所に立てば、今も変わらず映画の世界が蘇ってきますよ。

皇子神社のブランコ ブランコに腰掛けて記念写真を撮るカップルを見かけます。ここはサクが重蔵の初恋の相手が校長先生だったことを明かすシーンが撮影された場所。庵治湾が一望できる、ビューポイントでもあるんですよ。
いつもは静かな境内ですが、旧暦の6月に開かれる夏祭り「庵治の船祭り」には、参道にずらりと夜店が並び、地区ごとに神輿や獅子舞が出て夜通し賑わいます。

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王の下沖防波堤 アキとサクが夕日を眺めながら語り合うシーンなどで登場した防波堤。主人公の二人になりきったカップルの姿が今も絶えず(!)。微笑ましい姿を見ると、こちらも幸せな気持ちになりますね。庵治町で永久の愛を誓うカップルはアキとサクだけじゃないんですね。

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純愛の聖地 庵治・観光交流館 セカチューファンなら絶対外せないのは、映画のロケセット「雨平写真館」を復元して新設された純愛の聖地庵治・観光交流館。併設されたカフェでは、様々な種類のカレーとコーヒーが味わえるほか、映画撮影当時の写真や資料展示もあり、映画の余韻に浸りながらゆっくりお茶できます。
また恋愛成就を願ってかけられた南京錠がズラリと並ぶコーナーも庵治の新名所。元はブランコのシーンで登場する皇子神社にあったのですが、あまりに数が増えたため、こちらに移設されました。
[住]高松市庵治町5824の4 
[営]9~17時(カフェは10時~16時)
[休]火曜日
[TEL]087-871-1700
[WEB]庵治・観光交流館
    http://www.aji-shashinkan.com/

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専修院(あじみなと番所) アキやサクが通う高校の校長先生の葬儀が撮影されました。ここは築150年以上の古民家を利用した「あじみなと番所」というお食事処。
元々は船番所であったことからこの名前がつけられています。「鯛鍋」や地元の小魚を出汁に使った「本格さぬきうどん」が人気メニューです。

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