県道高松・志度線を通って牟礼に入ると、郷屋敷が見える。そこには、二百余年の伝統息づく庭園と屋敷あり。和の伝統を大切に育んでいる建物は文化財に指定されている。出される料理も、讃岐の伝統を生かした郷土饂飩料理。人気のある「うどんすき」は肉、魚、野菜など旬の素材を集めた豪華なものだ。お昼限定の「和里子」は、和物、炊合、揚物、寿し、うどんがセットになって1500円とお得なので、人気を呼んでいる。

郷屋敷の建物は国指定登録有形文化財に指定されている

与力屋敷の面影を残す郷屋敷の庭。

幽玄の日本庭園で風を聴き月を看る 郷屋敷の庭園は、とても美しくつくられていて、訪れる者を惹きつける。由緒ある枯山水の庭園美は一見の価値がある。また、同じ敷地内にある、茶房 古遊楽はジャズが静かに流れる、隠れ家的空間。訪れる人々はくつろぎのひとときを過ごしている。 ●郷屋敷のホームページを見る