石について興味を持ってくれて、ボクと一緒いろいろ勉強してくれてありがとう！ このコーナーでは、「石の里」をもっと活性化しようとがんばっている讃岐石材加工協同組合さんのことをご紹介します。 今回ボクはレポーターとして、組合の代表理事の漆原さんにインタビューをします

漆原さん、こんにちは！ 今日は、讃岐石材加工協同組合さんのことについて教えてください。

こんにちは。すとん君。 いいよ。何からお話ししようかの。

えーと。まずは、石材組合さんの主なお仕事について教えてください。

私達は、庵治、牟礼町で石材事業を営む約１３０の組合員のための共同事業をしとるんじゃ。 例えばな、共同購入・販売といって、国内外から原石を購入し、製造した石材製品を販売するのもひとつ。また、公共工事、企業や個人からと、様々な石工事を共同で請け負ったりもする。公園で石のベンチやテーブルをよく見るやろ。これは、環境石材といって最近受注が増えてきた共同事業のひとつなんや。それからな、リサイクル事業として、石材をダイヤモンドでカットする際に出る石粉を煉瓦にするという共同事業もあるんじゃ。

いろんなことをしているんですね。 今聞いたような石工事をお願いしたいときは、組合さんに相談したらいいの？

その通り！組合の方へ電話かファックスをいただけたら、組合員が即対応させていただきますんで、お気軽にご相談ください。

わかりました。他にはどんなお仕事があるんですか？

そうやなぁ。地場産業振興事業ゆうて、石材産業の活性化のために様々なイベントに関わってるんや。例えば、２年に１回開催する「あじストーンフェア」、３年に１回開催する「石のさとフェスティバル」の運営や準備もそう。どちらのイベントも、いい形で回を重ねてきて参加者も全国から集まってくるし、石のさとフェスティバルは外国からも色んなひとが集まってくるんぞ。 それから、毎年のイベントとしては、県の企業振興課主催の地場産業フェア、県の観光課主催の地場産品の即売会、東京で実施される四国物産展などにも出展しとるんや。

地場産業振興以外にも、そうやなぁ、安全衛生対策事業、石や彫刻のデザイン・加工等の教育や訓練もあるの。

いろいろあるんですね。最後に、漆原さん何かひと言お願いします。

石材と言えば「墓石」を想像される方が多いんやけど、今は、モニュメント・彫刻等の芸術分野、また、各種クラフトの制作にも力を入れとるの。組合のホームページに様々な石工事例がでとるから、まあいっぺんのぞいてみてください。

わかりました。漆原さん、今日はどうもありがとうございました。